こんにちは、Dancing Shigekoです!
スパイダーマンのスピンオフシリーズを鑑賞。
今回は映画『マダム・ウェブ』を紹介します!
[基本情報]
原題:Madame Web
監督:S・J・クラークソン
脚本:マット・サザマ
バーク・シャープレス
クレア・パーカー
S・J・クラークソン
撮影:マウロ・フィオーレ
製作会社:コロンビア・ピクチャーズ
マーベル・エンターテイメント
ディ・ボナヴェンチュラ・ピクチャーズ
配給:ソニー・ピクチャーズ・リリーシング
上映時間:116分
[登場人物]
カサンドラ・”キャシー”・ウェブ:ダコタ・ジョンソン
ニューヨークの救命士。未来予知能力が目覚める。
ジュリア・コーンウォール:シドニー・スウィーニー
エゼキエルに命を狙われている少女の一人。
マティ・フランクリン:セレステ・オコナー
エゼキエルに命を狙われている少女の一人。
アーニャ・コラソン:イザベラ・メルセード
エゼキエルに命を狙われている少女の一人。
エゼキエル・シムズ:タハール・ラヒム
将来自分を殺しにくる三人の女性を今のうちに仕留めようと考えている。
[内容]
エゼキエルはペルーで手に入れた蜘蛛によって未来が見える力を持っていた。その力で3人の女性によって殺される未来が見えていた。今のうちにその3人を始末しようと考えたエゼキエルは、彼女らを探し始める。
キャシーは救命士としてニューヨークを走り回っていた。ある時、救助の際に海に落ちて溺死寸前の体験をする。その日を境に、未来が見えるようになっていた。そしてグランドセントラルの地下鉄で3人の少女が何者かに殺される未来を見て、彼女達を連れ出すのだった。
[感想]
未来が見えるキャシーが三人の少女を救う作品。
・印象的でかつ感動的だった場面
キャシーは母親が妊娠中に蜘蛛の研究に夢中でペルーに行って命を落としたことを快く思っていなかった。蜘蛛がそんなに大事なのかと思っていた。
ところが、未来が見えてくるようになった彼女は、蜘蛛が関係していると考えて、ペルーに行ってみる。そこで当時、彼女の母親を看取った男と会う。彼に母親が亡くなった場所を案内されて、そこでキャシーは過去の映像を見る。
その過去の出来事が印象的。なぜ母親が妊娠中にもかかわらず、臨月にもかかわらず、ペルーの山奥に行ったのか。なぜそこまで必死だったのかの理由が描かれている。この感動は、是非とも見て体験すべしと言った印象。
個人的にはベタだけれど、母親の愛情を深く感じる場面で涙が自然と滲む内容だった。
・不思議がいっぱいの追跡
NSAの監視カメラシステムにハッキングして、3人の女性を探し出そうとするエゼキエル。この動きに不思議がいっぱい。彼がハッカーレベルのコンピュータスキルを持った女性に調査を依頼している。ところがなかなか見つからない。監視カメラにこうも見つからないもなのか。
それに何よりも疑問だったのは、エゼキエルが見ているという未来に出てくる三人の女性の顔を特定する場面。ここはかなりツッコミどころ満載。なぜそうなるのか?と疑問が残ってしまう。これはみんなどう捉えたのだろうか。
・意外と平和的なエゼキエル
ところで、極悪非道っぽいエゼキエル。最初こそ、無差別にみんな殺したもののの、それ以降は言うほど残虐ではなかったのが意外?何もしていない三人の少女を見つけて殺そうと思っている男が、まっしぐらの3人の少女を追いかけていくだけと言うのが印象的。
特にキャシーの同僚ベンが三人を代わりに匿っていて、事情があって車に乗って移動していた時の場面。ベンは確実にピンチを迎えている。三人を追いかけてきたエゼキエルがベンの運転する車のところにまでやってくる。
ここまで行ったら、ベンの命は・・って思うのだけれど。意外と平和だった。
全体を通じてはキャシーが少しずつ自分の力を自覚していって上手に使いこなしていくのが印象的な作品だった。
鑑賞日:2024年2月24日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!