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国内ドラマ『競争の番人』第8話 因縁の対決、本格化!

執筆者の写真: Dancing ShigekoDancing Shigeko

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 成長した白熊にどんな事件?


 今回は国内ドラマ『競争の番人』第8話を紹介します!


[内容]

#8 最終章! 最大の敵と激突! ついに明かされる小勝負の過去

 15年前、小勝負建設は経営が苦しかった。そこにラクター建設から持ちかけられた談合の話に加担してしまう。社長の小勝負誠(小勝負の父)はそれが過ちだったと考え、当時公取四国支社にいた本庄に談合の話をリーク。しかし、その告げ口がばれ、小勝負建設は他の業者から取引を避けられるようになる。責任を感じた誠は自らの命を絶って、家族を守った。

 そして現在、ラクター建設を中心とした談合の立入検査に入ったがストップがかかる。その裏に国交省事務次官の藤堂がいると見て、小勝負は切り込みに行くのだったが。。


[感想]

 小勝負が藤堂に宣戦布告をする一話。

・手を染めたものの

 小勝負の父 誠。経営が厳しく、給料が払えないかもしれない。そんな状況の時にラクター建設から仕事を持ちかけられてくる。迷った挙句、ラクター建設の誘いに乗る。気になるポイント。

 ラクター建設から持ちかけられる前に、一度、公取が談合について噂があるという話を聞きにきていたにも関わらず、公取に連絡せずにラクター建設の誘いに乗ってしまった状況。もし、先に公取に相談して立入検査が実現していたら、小勝負建設は嫌がらせに遭うことはなかったのでは?

 ラクター建設側に入ってから、公取に相談したのが順番的に良くなかった?

 疑問その2。公取によって調査が入っていたら、普通に仕事を入札することができていたのだろうか。談合の疑惑を報告した後の恩恵?改善がどのくらいで見込めるか分からなかったら、今にも倒産するかもしれない状況の時には相談できないかもしれない。

 と誠の心境を想像しながら、息子に正義を貫きたいと言って、公取に相談に行くことになったのだけれど、もっと幸せな結末はなかったのだろうか。


・ゼネコンの現実

 藤堂は東京再開発にビッグ4と呼ばれるゼネコンに仕事を割り振っている。後日、小勝負が藤堂の前に現れて、談合を突き止める、と宣言すると、藤堂は「競争の方が悪なのでは?」と質問を投げかけてくる。

 競争がある方が悪、ゼネコンの体質。入札する相手が決まっている。と分かっていたら、プレゼンの時間なんて無駄なのに。実態はどうなっているのか。


・冷静さを欠く小勝負

 小勝負は本庄が15年前のラクター建設談合疑惑の調査に関係していたことを知って本庄に相談する。なんとしても藤堂の不正を突き止めたいと相談しているが本庄は知らないとその場を去っていく。

 本庄の反応が気になった小勝負は彼女の動向を見張り、藤堂と会っているのを見つける。そして立入検査の情報を流していたのはあなただったのですね、と裏切り者扱い。

 この場面、小勝負にしては短絡という印象。人を信用していないが前提の行動にも見える。何を企んでいるのか、これまでの本庄の行動を考えたら、裏切るようなタイプではないことくらい分かりそうなもの。

 ちょっと冷静さに欠いていたように感じる。


 本庄は大丈夫なのか、と思う1話だった。


 前話感想→こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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